「インターネット投稿トラブル」への対応がスムーズになるためのメソッドがわかる!実務経験が浅くても、先輩弁護士の成功・失敗談から学んでつまずかない!
- 著者:東京弁護士会 親和全期会
- 出版社:第一法規株式会社
- 定価:3,190円(本体:2,900円)
- サイズ:A5判/220ページ
- 発行日:2024年3月4日
- ISBN:978-4-474-09437-6
紹介
インターネット投稿トラブルにまつわる体験談や失敗談等をノウハウとして集約することによって、先輩の経験則から学ぶことができ、自分がインターネット上の案件で困難な状況に陥ったときに対応できるようになる書籍。
- メソッドシリーズ第12弾!
- 先輩弁護士が体験したインターネット投稿トラブルにおける具体的な失敗、成功体験を多数掲載し、先輩との関わりが少ない若手弁護士でも、経験則を学ぶことができ、実務に活かすことができる。
- 従来のシリーズ同様、エピソード形式で経験談を掲載することで、読者が実際につまずいたときに対応方法をイメージしやすい内容となっている。
目次
巻頭付録 専門用語解説
Method 01 投稿トラブルへの対応の全体像 迅速な対応と依頼者への丁寧な説明を!
Method 02 相手方の特定方法・特定に始まる開示制度の全体像 まずはサーバーの管理者を調査しよう
Method 03 対象となるべき投稿の特定 投稿の特定が全ての始まり
Method 04 相手方の選択 事件解決のカギは相手方の選び方にあり
Method 05 方針決定 その① 任意交渉? 裁判手続?/削除からやる? 開示からやる?
Method 06 方針決定 その② 処理方針について依頼者にしっかり確認しよう
Method 07 同定可能性 その投稿、本人のことだってわかる?
Method 08 権利侵害その①(名誉毀損編) 事実も評価も名誉毀損
Method 09 権利侵害その②(プライバシー関係編) “イマドキ”のプライバシーって何だろう?
Method 10 権利侵害その③ー1(知的財産法編) デジタルコンテンツの保護にも活用できるプロバイダ責任制限法
Method 11 権利侵害その③ー2(著作権) ここぞという時 著作権!著作権侵害の勘所
Method 12 任意交渉 交渉相手を見極めよう!
Method 13 サジェスト汚染 「検索予測」のクリーニング
Method 14 投稿日確認~ログの保存期間~ 投稿から何か月後?投稿日には要注意!!
Method 15 プロバイダ代理人から見た発信者情報開示請求 開示請求 ここを気を付けよう!~プロバイダ代理人の視点から~
Method 16 新制度の対応 1年経って見えてきた新制度の実際
Method 17 損害賠償請求 損害賠償 過度な期待はご用心
Method 18 訴訟手続による個人情報の拡散(秘匿制度など) 訴訟記録からの身バレにご用心
Method 19 刑事事件など あきらめきれない貴方へ
Column 法務局人権擁護局の相談窓口
Method 20 開示請求されたら、どうする? あわてず冷静な対応を
Method 21 報酬のとり方 費用の説明はいつも以上に慎重に!