代表幹事 海野 浩之
平成19年度親和全期会代表幹事に選任されました海野浩之です。
ここ数年にわたって進められてきた司法制度改革は、社会における弁護士の役割を拡大させるとともに、法曹人口を飛躍的に増大させ、その結果、弁護士の社会は、質的にも量的にも大きく変化してきました。又、2年後に実施を控えた裁判員制度を契機とする、刑事司法のあり方に対する議論の深まりに象徴されるように、司法に対する市民の意識も大きく変わりつつあります。
このような激動というべき変革の中、我々弁護士は、市民からの信頼を維持しつつ、新しい司法の担い手としてふさわしい能力を備えることを求められています。
本年度、当会は、会員それぞれが市民のニーズに応え得る弁護士を目指せるように、特に、研修会などの様々な研修・研究の企画の実施に力を入れていきたいと考えております。
又、会員の協力のもとに、これからの弁護士や弁護士会のあり方についての議論を深め、若手弁護士の団体として積極的に発言することで、若手弁護士の意見を弁護士会の運営に反映できるように努力したいと思います。
1年間執行部一丸となって頑張って参りますので、ご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。