3月24日(金)「—元特捜検事に聞く—捜査・公判の戦い方」のご案内
東京弁護士会 期成会若手の会、親和全期会 共催
弁護人にとって、捜査機関がどのような端緒で捜査を開始し、どのような見立てをし、捜査を行っていくのかは、とても興味があるところだと思います。
今回は、1996(平成8)年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜検事として約9年間在籍し、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件などの捜査に携わった前田恒彦元検事に、他では聞くことのできない、警察・検察捜査の実態を語っていただきます。ご興味のある方は、是非、ご参加ください!
日時
2017(平成29)年3月24日(金)
午後6時30分~午後8時30分
場所
弁護士会館5階508ABC会議室
講師
前田 恒彦(まえだ つねひこ)氏
1996(平成8)年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。その間、ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。
2010(平成22)年、厚労省虚偽証明書事件に関連した証拠改ざん事件(フロッピーディスクのデータ改変)で一転して被疑者、被告人及び受刑者の身となり、602日間の身柄拘束を経て、2012(平成24)年5月に満期出所、社会復帰。
現在はフェイスブックやヤフーニュースなどのネット媒体を使い、刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。唎酒師、日本酒品質鑑定士でもある。
内容
- 警察と検察官の関係
- 捜査の視点〜ストーリーの組立て方
- 取調べと供述調書の作成
- 検事の経験から
- 弁護人へのアドバイス
ご案内・参加申込書
講演終了後、前田さんを交え懇親会を予定しています。出席を希望される方は、3月17日(金)までに、下記FAXかメールにてご連絡ください。