ご挨拶

 事務局長 堂野 達之

事務局長  堂野 達之

平成22年度親和全期会の事務局長を務めることとなりました、二一会52期の堂野達之です。私自身は1年間事務局長の役目を果たすことができるのか正直不安もありますが、兼川執行部が一丸となって、会員の皆様のご支援をいただきながら、この1年が親和全期会にとって充実した年となるように努めて参ります。

親和全期会は、若手会員の親睦や交流の場として様々な企画を行ってきました。今年度も、としまえんでのバーベキュー、ソフトボール大会、東京ディズニーリゾートでのクリスマスパーティなどの企画も予定しています。

そして、親和全期会は、近時は若手会員の業務拡大に取り組み、平成20年末には、会員23名の執筆による「成功する事業承継のしくみと実務」(自由国民社)を刊行し、昨年度は、事業承継にかんする連続講演会、法友全期会との共催によるマーケティングの講演会等を開催しました。今年度も、会員執筆による書籍の刊行に加え、業務拡大に役立つ講演会を定期的に開催する予定です。

弁護士人口の増大により、最近では司法修習生の就職難や、少なからぬ新人弁護士が独立開業を余儀なくされる事態が報じられるなど、若手会員にとって厳しい現実があることは否定できません。しかし、他方で、社会や国民の弁護士に対する期待が大きくなっていることもまた事実であり、若手弁護士が活躍できる可能性はむしろ増えており、ピンチをチャンスに変えることもできると考えています。

このような状況下で、若手弁護士が相互に交流し、切磋琢磨する場があるというのは極めて貴重だと思います。会員の皆様におかれては、各種企画に積極的にご参加いただき、ご意見やご要望をいただけると幸いです。東京弁護士会の若手会員で、親和全期会の活動に興味を持たれた方も、参加していただくことを歓迎します。

今後1年間、何卒よろしくお願いいたします。