親和全期会代表幹事の一年間を振り返って

代表幹事  一宮 正寿

平成21年度親和全期会代表幹事を務めさせていただき、任期も残すところあとわずかとなりましたが、この一年を振り返って感想を述べさせていただきます。

まず、会務における活動ですが、私個人の意見としては、親和全期会の会務研究委員会は、法曹親和会の会務委員会ともっと連携をとった上で活動していくべきだったと反省しております。もちろん、法曹人口問題等につきましては、登録15年未満の親和全期会会員との間には意見の違いも多くあるのかもしれませんが、これからの東弁そして日弁連が抱える多くの問題は、私たち全期世代の問題であり、親和全期会と法曹親和会が別々に議論をする必要はなく、法曹親和会と親和全期会とで一緒に意見を形成していくべきだと考えています。

次に、研修及び業務推進における活動ですが、研修は本年度も法曹親和会の夏季合宿において、民法の債権法改正について寸劇を取り入れた発表をさせていただきました。また、本年度は、訴訟技術研究会を復活させて、出版もしていきたいと考えていましたが、まだ実現には至らず、これは来年度へ引き継いでもらうこととします。

業務推進につきましては、法友全期会との共催での弁護士マーケッティングの講座、そして、業務推進の出版第2段の企画として、下請取引の本の出版企画をすることができました(出版は、5月頃になる予定です。)。

そして、企画につきましては、2年間続きました夏の花やしきでの納涼大会をとしまえんに場所を変えて、バーベキュー大会を行い、秋の体育の日には、二一会の堤淳一先生のご厚意により、憧れの東京ドームで、親子ソフトボール大会を行うことができ、冬には、新しいディズニーランドホテルで、恒例のクリスマスパーティーを行うことができました。もちろん、恒例のゴルフコンぺも多数行うことができました。

ご承知のとおり、ここ数年の弁護士の増員により、全期世代が弁護士会の会員数の過半数を占めるようになり、法友全期会は今年で30周年を迎え、期成会においても登録10年未満の若手の会を組織として作りました。

親和全期会は、法友全期会や期成会の若手の会と連携しながらも、切磋琢磨して、親和全期会の会員のために活動し、そして、親和全期会の会員から信頼される会にならなければならず、その役割の重要性が益々大きくなってきていると思います。

最後に、この一年間、代表としての職務を全うすることができましたのは、親和全期会の素晴らしい執行部の先生方に恵まれたことと、法曹親和会の坂巻幹事長をはじめ三派の幹事長そして執行部の先生方に助けていたただいたからこそですので、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。